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発掘調査ニュース

平成29年度 発掘調査ニュース

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鞆港湾施設跡(雁木) (福山市鞆町鞆)

【調査期間】平成29年5月8日 ~ 平成30年3月下旬

瀬戸内有数の港町の雁木の構造と築造年代解明に期待!

〔調査の概要〕

 瀬戸内海の中央に位置する港町・鞆には江戸時代以降整備された「波止(はと)」や「雁木(がんぎ)」,「常夜灯(じょうやとう)」「焚場(たでば)」などの港の施設がよく残されています。このうち,雁木は,江戸時代後期の文化八年(1811)に整備されたといわれる大雁木のほか,明治以降に築造された北雁木・東雁木などに分かれ,港町鞆の風情を伝えています。
 調査は,鞆地区の高潮対策として実施される防潮堤の設置に係る北・東雁木の修復工事に伴うもので,近代の雁木の構造や,築造から現在に至る歴史的な変遷などが明らかにできるものと期待されます。
 この調査は,修復工事に合わせて実施する予定です。

  • 鞆の大雁木と常夜灯(北から)
    鞆の大雁木と常夜灯(北から)
  • 鞆港全景(北から)
    鞆港全景(北から)
  • 対潮楼からの眺め(北から)
    対潮楼からの眺め(北から)
  • 調査予定地・北雁木(南東から)
    調査予定地・北雁木(南東から)
  • 調査予定地・北雁木から東雁木を望む(北西から)
    調査予定地・北雁木から東雁木を望む(北西から)
  • 北雁木の予備調査のようす(南から)
    北雁木の予備調査のようす(南から)

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夕倉(ゆうくら)遺跡第2次 (福山市津之郷町夕倉)

【調査期間】平成29年10月下旬 ~ 平成29年11月下旬

中世集落の広がり 確認を期待!

〔調査の概要〕

 遺跡は福山市街地から芦田川を隔てて西側に位置する津之郷町の丘陵斜面と水田地帯に立地し,弥生~古墳時代から中・近世に及ぶ集落遺跡です。
 付近には弥生時代の貨泉を出土した本谷遺跡や弥生~古代の土器が大量に出土したザブ遺跡などがあます。
 昨年度の夕倉遺跡第1次調査では、水田部分から中世を中心とする段状遺構1基,井戸と思われる土坑3基,溝状遺構7条,ピットなどが発見され、調査地点が弥生時代から近世に及ぶ集落の縁辺部の一角だったことがわかりました。
 今年度は、秋に丘陵部分の発掘調査を予定しており、集落の広がりや新たな遺構の発見が期待されます。

  • 夕倉遺跡第2次調査地点の丘陵(北西から)
    夕倉遺跡第2次調査地点の丘陵(北西から)
  • 夕倉遺跡第1次調査地点の空中写真(南西から)
    夕倉遺跡第1次調査地点の空中写真(南西から)
  • 夕倉遺跡第1次調査の報告会
    夕倉遺跡第1次調査の報告会

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