瀬戸内海は古くから交通・交易の大動脈であり,様々な文化を生み出してきました。広島県立歴史博物館はその瀬戸内海のほぼ中央,福山市の福山城公園内の文化ゾーンに位置しています。 芦田川の川底に埋もれた中世の町として有名な草戸千軒町遺跡を中心に,瀬戸内地域の民衆の歴史と文化に視点を当てた資料の収集・展示が行われています。 博物館では「瀬戸内の歴史をたどる」「よみがえる草戸千軒」「出土品は語る」の3つの常設展示やさまざまな企画展示が行われていますが,必見なのが草戸千軒の町並の一角を実物大に復元したコーナーです。今からおよそ600年前の南北朝時代のたそがれ時に,見る人をタイムスリップさせてくれます。 |
利用案内 |
●開館時間 |
午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで) |
●休館日 |
月曜日(祝休日の場合は開館) 年末年始(12月28日〜1月4日) |
●入館料 |
一般:290円(220円) 高・大学生:210円(160円) 小・中学生:140円(110円) ※( )は団体20名以上 ※企画展・特別展は別料金です。 |
●常設展には入館料免除規定があります。 ●第2・第4土曜日は,小・中・高校生は無料です。 ●第4土曜日に「こども歴史相談室」を開催しています。 ●ボランティアによる常設展示解説 毎週日曜日10:00〜16:00 JR福山駅 北口から西へ400m 山陽自動車道 福山東・福山西インターから約20分 |
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広島県立歴史博物館 〒720-0067 福山市西町2-4-1 TEL(0849)31-2513 FAX(0849)31-2514 ホームページURL http://www.manabi.pref.hiroshima.jp/rekishih/ e-mailアドレス hiroreki@hiroshima-cdas.or.jp |
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考古部門展 「山陽の旧石器文化」の紹介 常設展示だけでなく,館では様々な企画展示や講座・講演会なども行われています。2月9日(金)〜4月8日(日)には「山陽の旧石器文化」も開催されており,およそ2万年前に瀬戸内で生まれた石器文化にふれることができます。 |
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展示される旧石器類(下本谷遺跡出土ほか)の一部。ほかに瀬戸内海の海底から発見された象の化石,人類の発達がわかる人骨模型や海外の前期旧石器なども展示されています。 |
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