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なんだろう?なぜだろう?

なんだろう?なぜだろう?

なんだろう VOL.4

この丸いのは,弥生時代の家の跡です。
黒い部分は,なんだろう?

ちらばっているのは,弥生土器です。
なぜ,こんなにたくさんの土器が残っているんだろう。
黒い部分に関係があるんだよ。

焼けた土で、この家は火事にあったことがわかりました。

 おもての写真は,東広島市高屋町の西本3・4号遺跡で見つかった弥生時代の竪穴住居跡です。

 突然火事になったため,この住居跡には,いつも使っている土器や石器がそのまま残されていました。

 火事の原因はわかりませんが,住居跡の東(写真左)側の土器はそのままの状態で見つかり,西(写真右)側の土器は焼けた土の下で倒れていたり,黒くこげて,細かくこわれていたことから,今から1700年~1800年前のこの火事は,住居跡の西側部分で発生し,西側だけ屋根や壁などが焼け落ちたことがわかりました。

 当センターでは,道路や団地などの建設で,遺跡がこわされてしまうため,その遺跡を図面や写真で再現できるよう,発掘調査を行い,報告書を作っています。この住居跡から見つかった土器のカケラを丁寧にもとの形になるようつなぎ合わせると,右の写真のようになりました。

  発掘調査では,何千年何百年前のいろいろな暮らしの様子を知ることができます。そのなかには,わたしたちへの「生きる」ためのメッセージがかくされています。