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なんだろう?なぜだろう?

なんだろう?なぜだろう?

なんだろう VOL.2

上に何かをのせて使うよ。
今でも形を変えて, 家で使っているよ

古墳時代の竃 (かまど) です。

 上の写真は,東広島市西条町の助平3号遺跡で見つかりました。かまどには色々なスタイルのものがありますが,この写真のかまどは,作りつけのものではなく,持ち運びのできるかまどです。

 「かまど」という言葉を知っていますか?広島県では,今から約1400年前の古墳時代の遺跡から登場し始め,40~50年前まで長く愛用されてきました。今の台所にあるガスコンロと同じように,煮炊きをするのに使う道具です。

 それでは,古墳時代より前には,どのようにして煮炊きをしていたのでしょうか?それは,家のほぼ中央に「炉」を作っていました。炉は調理だけでなく,今の照明や暖房と同じ役割も果たしていたのです。

 このように「炉からかまどへ,そして今のガスコンロへ」と道具は変化していきました。わたしたちは,便利さだけを求めるだけでなく,炉を囲んで話す家族のふれあいやつながりを忘れないようにしたいものです。